【創作小説】黄泉がえる世界 番外編
―見学当日。 深呼吸してから入り口をくぐる。 (立派な会社だ…緊張する…) そう思いながら、梓から教えられた住所の通り6階へ向かう。 そして扉の前、また深呼吸してからの扉をたたく。 ―コンコンッ 「どうぞ」 中から声がした。 「失礼します…」 扉をゆっく…
「隊長!拳銃の上手い男の子がいるみたいですよ」「そうか、是非ともこの黄泉がえりに入ってほしいものだな」「スカウトして来ていいですかっ?」「あぁ、もちろん」彼はとある学校に通っていて、そこでの拳銃の試験はいつも満点なのだとか。今度開催する全…